「うちのしぃーくん。」アメリカはちゃめちゃ子育て生活。

アメリカ・ボストンで二人のぶっとびKidsに奮闘しながら気づいた事などなど。 日常ひとこと英語も紹介しま~す。

アメリカ小学校のPTA関与が半端ない

昨日、うちのしぃーくんの小学校で、May Festivalがありました。

まあ、いうなら学校の“秋祭り”ならぬ“5月祭り”です。

学校には、スナックやジュース、綿あめやポップコーン、ピザにホットドッグなどの露店やボール入れなどのゲームコーナー、フェイスペインティングやクッキーデコレーション等のアクティビティ、そしてエアートランポリンのコーナーetc…

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さすがアメリカ!っぽいのは、ちゃんとセミプロのDJを招いて、ずーっとポップな音楽、まわっていました~ (大人子供、普通に自然にどこでもかしこでも踊るおどる!!!)

子供たちはそれぞれ入口でチケットを買って、思い思いに楽しんでいましたよ~。

さて、その楽しい~5月祭りも、ひとえにPTA運営のお蔭です。

アメリカの学校は、PTA(PTOといいますが)の支え無しでは運営不可能、というくらい、かかわりが深いのです。

アメリカの学校は9月から始まりますが、始まりと同時に学校からPTA運営への募金要請があり(だいたい各家庭10ドルくらいです)、ほぼどの家庭でも寄付に応じます。

時には手作り(でなくてもいいのですが)のクッキーやカップケーキを募り、それを学校前で販売してPTA資金を集める、なども年に何回か行われます。

(もちろん、有志のPTAが販売したりビラを配る係り)

その集めたお金で、

  • ハロウィーンフェスティバル
  • 家族や大事な人に贈るクリスマスプレゼントの学校販売(破格なお値段!)
  • ブックフェア/学校での書籍販売(新書50円~100円くらい。破格!)
  • 5月祭り
  • アイスクリーム祭り

等々、子供達が楽しめる行事を主催。

また積極的に子供達の遠足に引率して先生を補助したり、行事ごとの準備、運営すべてを執り行ってくれたりします。

また、PTA委員に入っていなくても、この行事ごとに係るすべてのことに、各家庭へ募金、寄付が学校からの通知で要請されます。

ブックフェアやクリスマスフェアにはお金はもちろんのこと、新品の本やおもちゃ、アクセサリーやラッピングペーパ等々の寄付、5月祭りはソーダやチップス、紙コップやくじ引きの商品などの要請が学校からのお便りで各家庭に。。。

はいはい、やりますってばあ。

とにかく、ほんと、PTAさまさま、という感じです。

このPTAさまさま、すごいのは、順番がまわってきて強制的に…というわけではなく、やりたい人ーは~い!!!!!くらいの勢いの有志なのです。(はじめに登録が必要です)

志望理由は、「我が子の学校をよりよくしたい」「子供たちの学校の様子を理解したい」「普段仕事で忙しいので、これくらいは学校運営に協力したい」と、理由は様々ですが、とにかく、子供や社会のために何かしたいボランティア気質が半端ない!です。

これって、すごーいプラスのエネルギーに満ちていて、そういう大人たちをみて、そういうところから、ボランティア精神を次の世代も受け継いでいくんだろうなあ~…と、しみじみ実感しました。

(そもそも大学入試のため、高校生はほぼ何かしらのボランティア活動をしなければいけないことになっている学校や地域もあるくらいですから・・・)

 そういう気流におされて、来年は私もPTAボランティア活動に入っていこうかと…

また報告しまっす!

 

ー今日のひとこと英語 ー

 #2 fresh(フレッシュ)

 これは日本でも、新鮮ねえ~、新しいわねえ~!みたいな感じで、よく使われていると思います。私も使います。いたって、いい意味で!

そうですよ、アメリカでも食べ物が新鮮~とかフレッシュマン(新入生)とか、料理出来立て!とか、いい意味で使われます。

ところが!!! 

先日、このフェスティバルで、しぃーくんのこれまたはちゃめちゃな友達(類友?!ははは)とのお母さんとの会話で、

オ~ノ~!!! He is fresh.” みたいなことを言ったのです。

私はfreshは、「彼って元気いっぱいイキイキしてるわっ!」的な全肯定的な意味とすっかり信じ込んでいたので、「うむむ。なんでOh, no!!なの??!!」と思いつつ、「Good!」的な、とんでもない受け答えをしたのですが、そのあと、

“はぁ~っ(ため息)連れて帰ったほうがいいわね” と言ったのです!?

その時のお母さんの表情や言い方から察するに、この時のFreshは肯定的な良い意味ではなく、むしろ彼の行動が「(人に対して)失礼な態度、口答えをする、言うことを聞かない、とんでもなくハチャメチャ!!」と、悪い態度だったので、もう家に連れて帰るわ、のように、否定的な表現なのだと、なーんとなく気づきました。

Freshの概念を粉々に打ち砕かれた英語表現でした。

では、次回また。