「うちのしぃーくん。」アメリカはちゃめちゃ子育て生活。

アメリカ・ボストンで二人のぶっとびKidsに奮闘しながら気づいた事などなど。 日常ひとこと英語も紹介しま~す。

しぃーくん探しの旅。

私は、今、しぃーくん探しの旅に出ています。

って、別に彼とどこかに実際に旅している訳ではなく、彼が彼らしくいられる状況や環境、興味を持てる何かを探しています。

それが勉強であったりスポーツであったりドラムでも虫でもマンガキャラでも、料理でも何でもいいのですが、彼が心底、夢中になれるものって、どこにあるのだろうか、と。

親バカですが、しぃーくんが小さい頃からおもしろ~いことをしていたのでー例えば磁石の入った積み木に紐をテープで引っ付けてソファの後ろに落ちたものを拾ったり、たんすの取っ手をドライバーではずしてみたり等々ー私は彼がかなり頭のいい子供だと思いこんで安心していました。

が!! 5歳になり幼稚園に入って先生から「クラスの子が出来ている事を彼はしません…」的なことをいわれ、!!! びっくり。

そして、小学一年になって(アメリカ公立幼稚園は一年のみ。)担任の先生に毎日のようにダメダメ言われ、宿題も持って帰らなかったり隠したり全然やらなかったり。

また、宿題フォルダーから白紙状態のプリントが毎日たくさん出てきて、先生から赤字メッセージで「授業中の課題。全くやっていません。ちゃんと家で済ましてきてください!!」等。

かなり厳しい家で真面目に育ってきた私としては、考えられないことで、何故??!! の毎日でした。

とうてい私にとって理解不能な行動と、「ちゃんと勉強しないと将来困る」的な一般的固定概念ガチガチの自分と、先生から毎日くらいのプレッシャーにすごく悩み、“母である私が何とかせねば!!”と、やったらと鼻息を荒くして、勉強をしないしぃーくんに毎日厳しく追い立てていました。(ごめん~泣)

だけどーある日突然、ふと思ったのです。

こんな環境で毎日まいにち追い詰めて、これってしぃーくん、今、幸せ? と。

もちろん!勉強は大切です。知識や世界観の幅を広げたり、考え方のテクニック・思考を学んで行ったり、興味が繋がったり刺激されたり。また、生きていく上での選択肢が無限に広がるし。

最低限のことは学んでほしいー全くチンプンカンプンだったら、あと10年以上ある学校生活も授業も面白くないだろうしー

けれども、人間それぞれで得手不得手もあり個性も違い、もっと他にイキイキすることを見つけたほうが彼にとって幸せなのではないかな、と、急に肩の力がストン!と抜けたのでした。(あれは何だったんだろう。何かが降りてきたのかな笑)

ということで、まあ宿題はボチボチ最低限やるとして、手始めに水泳やらサッカー、ヒップホップ、次は空手やギター、アイスホッケーを順番で、一緒に料理したりトランプして遊んだり。

私は、しぃーくんの母であり、もう7年近くの付き合いがあるのに、まだ彼のことを本当にわかってないような、しぃーくんという人間をもっと知りたいような…

今、手探りで、しぃーくん探しの旅をしています。

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 ー今日のひとこと英語 ー

 #5 Pick(拾う/選ぶ)

この“Pick”、私が子供をもってダントツに日常的に使用率が増えた単語です。

この単語、本当にいろんな意味があるので辞書で見てみてください。面白いですよ。

私が良く使うのはー

→旦那に。

・Can you pick up some milk on the way home?
 (帰り道、ミルク買ってきてくれる?)

・Could you pick them up at school?

 (子供たちを学校に迎えに行ってくれる?)

 *ちなみに、送る/学校へ下すは drop them off です。

→子供に。

Pick up the trash!(ごみ拾いなさい!)

・Which do you pick?(どっち選ぶ?)

・Don't pick on your brother.(弟いじめるのはやめなさい!)

そう、お姉ちゃんのキヨ子ちゃんに良く使うのはー

・Don't pick you nose! (鼻ホジホジやめなさい~!!)

もうそろそろやめてよ~、本当に…

 

あとは、秋になるとApple picking(リンゴ狩り)とかにも使います。

形容詞Pickyになると、好き嫌い、選り好みが激しい、と言う意味で、うちのお姉ちゃんは食べ物にうるさいので、やいやい言い始めると、”Picky(ピッキー)ちゃん”と呼びます。
聞こえはカワイイけど、かなり嫌味入ってます、はい。

では、また。